[13]
本書の構造は、洗礼のときの信仰宣言(信条)、信仰の諸秘跡、信仰に基づく生活(おきて)、信じる者の祈り(主の祈り)の四つの「支柱」を軸としてカテケージスを展開する、カテキズムの主要な伝統に従っています。
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信仰と洗礼によってキリストに属する人々は、洗礼の際に表明した信仰を人々の前で告白しなければなりません9。そのため、カテキズムはまず、神が人間に語りかけ、ご自分を与えられる啓示と、人間が神にこたえる信仰とは何かを説明します(第1部)。信条は、神がすべての善の創造主、あがない主、聖化の主として人間に与えてくださったすべての恵みを要約し、これを洗礼の「三つの章」を軸に展開していきます。すなわち、全能の父、創造主である唯一の神と、その御子であるわたしたちの主、救い主イエス・キリストと、聖なる教会における聖霊への信仰が説明されます(第2部)。
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カテキズムの第2編は、キリスト・イエスと聖霊によって一度決定的に成就した神の救いが、教会典礼の聖なる行為(第1部)のうちに、とくに七つの秘跡(第2部)のうちに、どのようにして現在化されるのかを説明します。
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カテキズムの第3編は、神の姿にかたどって造られた人間の究極目的である至福を示し、また、それに至る道、神のおきてと恵みに助けられた、正しく、自由な行動(第1部)、すなわち神の十戒によって展開された二重の愛のおきての実践(第2部)を説明します。
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カテキズムの最後の部分は、生活における祈りの意義と重要さについて論じます(第1部)。これは、主の祈りの七つの願いを簡潔に解説して閉じられます(第2部)。実に、この七つの願いには、わたしたちが希望すべき、また天の御父がわたしたちに与えようとされるすべての善が見いだされるのです。