これを明らかにしているのが、三度キリストを否認した後の聖ペトロの回心です。はかりしれないあわれみを込めたイエスのまなざしを受けて、ペトロは痛悔の涙を流し
ルカ22・61-62参照。、またキリストの復活の後には、キリストへの愛を三度告白します
ヨハネ21・15-17参照。。第二の回心は、
共同体的意味合いも込められています。これは、完全な教会になるようにとのイエスの呼びかけ、「悔い改めよ」(黙示録2∙5,16)ということばにも表されています。
聖アンブロジオはこの二つの回心について、「教会には水と涙とがあります。洗礼の水と悔い改めの涙です」聖アンブロジウス『書簡』(S. Ambrosius, Epistula extra collectionem 1 [41], 12 : CSEL 82/3, 152 [PL 16, 1116])。といっています。