結果 1928-1948
人間の尊厳の「防御と増進は、創造主によってわたしたちの手にゆだねられた問題であり、歴史のあらゆる時点における男女は、〔……その問題について〕厳しい債務を負っているのです」ヨハネ・パウロ2世回勅『真の開発とは一人間不在の開発から人間尊重の発展へ』47(Sollicitudo rei socialis : AAS 80 [1988] 581)。。
「基本的人権に関するすべての差別は、それが社会的差別であろうと、文化的差別であろうと、あるいは性別・人種・皮膚の色・地位・言語・宗教に基づくものであろうと、神の意図に反するものであり、克服し、排除しなければなりません」『現代世界憲章』,第29項。。
「わたしは一人の者にすべての徳を与えはしません。……この人とあの人には違った徳を与えます。……ある者には愛、他の者には正義、この者には謙虚、あの者には生き生きとした信仰です。……この世の財物で人間の生活に必要なものに関しては、きわめて不平等に配分し、おのおのが必要とするすべてのものを持つことを望みません。というのは、人間が相互に愛を実践する機会を必ず持てるようになるためです。……わたしが望んだのは、人間が相互に相手を必要とし、わたしから受けた恵みとたまものとを配分するためのわたしの奉仕者となることです」シエナの聖カタリナ『神の摂理についての対話』 (S. Caterina da Siena, II dialogo della Divina provvidenza, 1 : ed. G. Cavallini [Roma 1995] 23-24)。。
「人間の平等な尊厳は、生活条件がもっと人間らしく、公正なものとなることを要求します。一つの人間家族に属する人々、または諸民族の間における経済的、社会的な大きな不平等は醜聞であり、社会正義、平等、人間の尊厳、社会的および国際的平和に反します」『現代世界憲章』,第29項。。
「現代かなり広まっている危険な〔誤りの最たる〕ものは、まず人間相互の親しみや愛の忘却です。それは、すべての人間の起源が同じであり、すべての人間が同じ理性的本性を備えているゆえに、また、イエス・キリストが罪びとである人類のために十字架の祭壇で永遠の御父にささげられたあがないの犠牲のゆえにも、いかなる民族に属しているかを問わずあらゆる人間に課されているものなのです」ピウス12世回勅『スムミ・ポンティフィカツス』 (Summi Pontificatus : AAS 31 [1939] 426)。。
「二千年来、教会の魂の中で生き生きと受け継がれてきた人類の共同責任という考えがあります。これが人々を英雄的な愛に駆り立ててきましたし、今も農業修道者や奴隷解放者、病気の治癒に携わる人たち、信仰・文化・科学の伝達者たちの心を駆り立てています。彼らはあらゆる時代、あらゆる国民の中で、人間としてまたキリスト者としてのふさわしい生活が可能で容易になるための社会条件を築いてきたのです」ピウス12世「ラジオ・メッセージ(1941年6月1日)」(loc. cit.,204).。