[2204]
「キリスト者の家庭は、教会的交わりの特別な啓示であり、実現です。そのために、『家庭教会』と呼ばれるべきです」ヨハネ・パウロ2世使徒的勧告『家庭―愛といのちのきずな』21(Familiaris consortio: AAS 74 [1982] 105)。 第2バチカン公会議『教会憲章』,第11項(Lumen gentium)参照。。それは信仰・希望・愛の共同体であり、新約聖書に明示されているように、教会の中で特別な重要性を持つものですエフェソ5・21〜6・4、コロサイ3・18-21、1ペトロ3・1-7参照。。
[2205]
キリスト教的家族は人格同士の交わりであり、聖霊における御父と御子との交わりを示すもの、その似姿なのです。子供の出産と養育という行為は創造主である御父のみわざの反映です。キリスト教的家族はまた、キリストの祈りと犠牲とにあずかるよう召されています。毎日の祈りや聖書朗読を通して、家族愛が強められます。キリスト教的家族は福音を告げ知らせる宣教者です。
[2206]
家族内の人間関係によってそれぞれの感情や愛情、関心事などが類似してきますが、これはとくに人格同士の相互尊重に由来するものです。家族とは、夫婦の共同の協議や、子供の教育に関する両親の熱心な協力を実現するために召された、特別に恵まれた共同体なのです第2バチカン公会議『現代世界憲章』,第52項(Gaudium et spes)参照。。