[2620]
新約時代における模範となるような祈りの完全な姿を、イエスの子としての祈りの中に見いだすことができます。たびたび人里離れたところで独りで行われたイエスの祈りは、御父のみ旨に対する十字架上に至るまでの愛に満ちた献身と、必ず聞き入れられるという全幅の信頼とを伴った祈りです。
[2621]
イエスはたびたび弟子たちに、清い心と生き生きとした信仰、そして堅忍と子供としての大胆さをもって祈るようにと教えられます。イエスは弟子たちに、目覚めて祈り、ご自分の名によって御父に願うようにと勧めておられます。イエス・キリストはご自分に向けられた祈りを、必ず聞き入れられます。
[2622]
「おことばどおりになりますように」ということばや「マグニフィカト」に見られるおとめマリアの祈りは、自分のすべての信仰に基づく惜しみない奉献を表現するものとなっています。