聖徒たちの交わりの中で、諸教会の歴史を通じて多様な霊性が発展してきました。人々に対する神の愛をあかしするある人の個人的カリスマは、エリヤの「霊」がエリシャ
列王記下2・9参照。や洗礼者ヨハネ
ルカ1・17参照。に伝えられたように、このカリスマに従う弟子たちに伝えられました
第2バチカン公会議『修道生活の刷新・適応に関する教令』,第2項(Perfectae caritatis)参照。。ある一つの霊性が他の典礼様式や神学思潮に合流することもあります。これは、ある環境やその歴史における信仰のインカルチュレーションを示しています。多様なキリスト教的霊性は祈りの生きた伝承の一部であり、信者にとっては大事な道案内です。これらの霊性は、それぞれの多様な豊かさに聖霊の純粋で独自の光を屈折させているのです。
「聖霊はまさに聖人たちの場であり、聖人も聖霊にとっての固有な場です。聖人は神の住まいとなり、神の神殿と呼ばれるからです」聖バジリオ『聖霊論』 (S. Basilius Magnus, Liber de Spintu Sancto, 26, 62 : SC 17bis, 472 [PG 32, 184])。。