[2720]
教会は信者に、日常の祈り、「教会の祈り」、主日の感謝の祭儀、典礼暦上の祝日などを中心とする、定期的な祈りを勧めます。
[2721]
キリスト教の伝統には、口禱、黙想、念禱という、祈りの生活における三つの主要な形があります。この三つに共通している特徴は、潜心です。
[2722]
人間とはからだと精神とを兼ね備えているものなので、わたしたちは口禱をすることによって、自分のからだを心の内的祈りに結び合わせ、御父に祈ったり弟子たちに「主の祈り」を教えたりしておられるキリストの模範に倣うのです。
[2723]
黙想とは、思考、想像、感情、および望みを働かせて、祈りながら行う探求です。その目的は、考察した主題を生活の現実と結びつけながら、信仰をもって自分に適応させることにあります。
[2724]
念禱とは、祈りの神秘の単純な現れです。イエスに注がれた信仰のまなざし、神のことばに耳を傾けること、ことばを超越した沈黙の愛です。キリストの神秘にわたしたちをあずからせてくれるものであれば、念禱はキリストの祈りと一つになります。