「世界は神の栄光のために造られた」
117、これは聖書と聖伝とがつねに教え、たたえている根本的な正しい教えです。聖ボナベントゥラは、神が万物を造られたのは「栄光を増大するためではなく、その栄光を現し、分かち合うためだ」
118と説明します。まことに、神が創造される理由は、ご自分の愛と善以外に何もありません。「被造物を造るためにみ手を開けたのは、愛のかぎです」
119。また、第1バチカン公会議は次のように説明しています。
「この唯一のまことの神は、自分の幸福を増し、または獲得するためではなく、被造物に与える善によって自分の完全さを表すために、自分の善と全能の力とによって、自由な計画をもって、時の始めから、霊的被造物と物質的被造物とを等しく無から創造されました」120。