[423]
わたしたちは信じ、公言します。皇帝アウグストゥス1世、ヘロデ大王のときに、ベツレヘムでイスラエルの一人の娘からユダヤ人として生まれ、大工を職とし、皇帝ティベリウスの治下、総督ポンティオ・ピラトの命により、エルサレムで十字架につけられ、死んだナザレのイエスは、人となられた神の永遠の御子です。イエスは「神のもとから来〔られた〕」(ヨハネ13∙3)かた、「天からくだって来た者」(ヨハネ3∙13、6∙33)、肉となって来られたかたです1ヨハネ4・2参照。。「ことばは肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。……わたしたちは皆、このかたの満ちあふれる豊かさの中から、恵みの上に、さらに恵みを受けた」(ヨハネ1∙14,16)といわれているとおりです。
[424]
わたしたちは聖霊の恵みに動かされ、御父に引き寄せられて、イエスが「キリスト、生ける神の子」(マタイ16∙16 参照)であると信じ、公言します。聖ペトロが告白したこの信仰の岩の上にこそ、キリストはご自分の教会を建てられたのですマタイ16・18、聖レオ1世『説教』 (S. Leo Magnus, Sermo 4, 3 : CCL 88, 19 20 [PL 54, 151] ; Sermo 51, 1: CCL 88A, 296-297 [PL 54, 309] ; Sermo 62, 2: CCL 88A, 377-378 [PL 54, 350 351] ; Sermo 83, 3: CCL 88A, 521-522 [PL 54, 4321)参照。。