[452]
イエスという名は、「神は救う」という意味です。おとめマリアから生まれた幼子は「イエス」と名づけられました。「この子は自分の民を罪から救うからです」(マタイ1∙21)。「わたしたちが救われるべき名は、天下にこの名のほか、人間には与えられていないのです」(使徒言行録4∙12)。
[453]
キリストという名は、「油を注がれた者」、「メシア」という意味です。イエスがキリストであるのは、「神が聖霊と力によってこのかたを油注がれた者となさ〔った〕」(使徒言行録10∙38)からです。イエスは「来るべきかた」(ルカ7∙19)であり、イスラエルの希望の的でした使徒言行録28・20参照。。
[454]
神の子という称号は、イエス・キリストとその父である神との独自な、永遠の関係を意味します。イエス・キリストは父のひとり子でありヨハネ1・14,18,3・16,18参照。、ご自分も神であられますヨハネ1・1参照。。キリスト信者となるためには、イエス・キリストは神の御子であると信じることが必要です使徒言行録8・37、1ヨハネ2・23参照。。
[455]
主という称号は、神としての主権を意味します。イエスを主と公言したり、呼んだりすることは、イエスが神であると信じることにほかなりません。「聖霊によらなければ、だれも『イエスは主である』とはいえないのです」(一コリント12∙3)。