結果 464-469
「わたしたちは皆、教父たちに従って、心を一つにして次のように教え、宣言します。わたしたちの主イエス・キリストは唯一の同じ子です。彼は神性を完全に所有し、同時に人間性を完全に所有します。真に神であり、同時に理性的魂と肉体とから成る真の人間です。神性において父と同一実体であるとともに、人間性においてわたしたちと同一実体です。『罪を除いては、すべてにわたしたちと同じです』ヘブライ4・15参照。。神性においてはこの世の前に父から生まれ、人間性においては、終わりの時代にわたしたちのため、またわたしたちの救いのために、神の母処女マリアから生まれました。
同じ唯一のキリスト、主なるひとり子であり、二つの本性において、混合、変化、分割、分離せずに存在します。この結合によって二つの本性の差が取り去られるのではなく、むしろおのおのの本性の特質は保存され、(両方の本性は)唯一のペルソナ(位格)、唯一のヒュポスタシス(自立存在)にともに含まれています」カルケドン公会議(451年)の信条(Symbolum : DS301〜DS302)。。
ローマ典礼は、「キリストは神のままでありながら、神ではないものを担われた」『教会の祈り(親範版)』神の母聖マリアの祭日の福音の歌(ザカリアの歌)の交唱(Liturgia Horarum, editio tipica, v. 1, [Typis Polyglottis Vaticanis 1973] 394),聖レオ1世『説教』 (Sermo21,2: CCL 138, 87 [PL 54, 192])参照。と歌います。また、聖ヨハネ・クリゾストモの典礼は次のように宣言し、歌っています。「ああ、神のひとり子、みことばよ。あなたは不死のかたでありながら、わたしたちの救いのため、聖なる神の母、終生おとめであるマリアによって人となられました。あなたは人となられても変わることなく、しかも、十字架につけられました。ああ、神なるキリスト、あなたは死によって死を打ち砕き、聖なる三位の一者として、父と聖霊とともに賛美されます。わたしたちをお救いください」ビザンチン典礼の時課の賛歌「おお、ひとり子よ」 (Ο μονογενης: Ωρολογιον το μεγα[Romae 1876] 82)。。