[59]
四散した人類を集めるため、神はアブラムを選び、「生まれ故郷、父の家を離れ」(創世記12∙1)るよう促されました。そして、アブラハム、すなわち、「多くの国民の父」(創世記17∙5)としました。神はアブラハムに「地上の氏族はすべてあなたによって祝福に入る」(創世記12∙3)といわれました18。
[60]
アブラハムから出た民族は族長たちになされた約束の継承者、選ばれた民19となり、いつの日か一つの教会のうちにすべての神の子が集められるまで、その準備をするよう召されました20。この民が根となり、後に信仰者となった異邦人がこれに接ぎ木されます21。
[61]
旧約時代の族長たち、預言者たちおよびその他の人物たちは、教会のすべての典礼伝統の中で聖者としてつねにあがめられてきましたし、また今後もあがめられていくはずです。