結果 689-690
「塗油の概念から考えられることですが……御子と聖霊との間には何の隔たりもありません。事実、からだの表面と塗られた油との間には理性も感覚も中間物を認めないのと同じく、御子と聖霊との接触は直接的です。ですから、信仰によって御子のからだに触れようとする者は、まず、油に触れなければなりません。実際、御子のからだのいかなる部分も聖霊によって塗られていないところはないのです。それゆえ、御子が主であることを受け入れる人々の信仰告白は、聖霊によってなされます。聖霊は、信仰によって近づく人をどこからでも迎えに来られるからです」ニュッサの聖グレゴリオス『聖霊についてマケドニオス派論駁』 (S. Gregorius Nyssenus, Adversus Macedonianos de Spiritu Sancto, 16 : Gregom Nysseni opera, ed. W. Jaeger-H. Langerbeck, v. 3/1 [Leiden 1958] 102-103)。。