[692]
イエスは聖霊の到来を告げ、約束されるとき、このかたをパラクレートス(Παράκλητος)と呼んでおられます。この語の本来の意味は「そばに呼ばれた者」、弁護者です(ヨハネ14∙16,26、15∙26、16∙7 参照)。パラクレートスは「慰め主」と訳されることがありますが、イエスこそ最初の慰め主であられます1ヨハネ2・1(παρακλητον)参照。。イエスは、聖霊を「真理の霊」と呼ばれましたヨハネ16・13参照。。
[693]
使徒言行録や信徒への手紙の中でもっとも多く用いられた聖霊という固有の名のほかに、聖パウロは、約束された霊(エフェソ1∙13、ガラテヤ3∙14 参照)、神の子とする霊(ローマ8∙15、ガラテヤ4∙6 参照)、キリストの霊(ローマ8∙9 参照)、主の霊(二コリント3∙17 参照)、神の霊(ローマ8∙9,14、15∙19、一コリント6∙11、7∙40 参照)という呼び名を用いています。また聖ペトロは、「栄光の霊」(一ペトロ4∙14)という呼称を用いています。