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神の民は、歴史上のすべての宗教的、民族的、政治的、あるいは文化的団体とは明確に異なった特徴を持っています。
⸺神の民である。:神は、いかなる民族にも固有の神としてこれに属することはない。しかし、かつては民ではなかった者たちから一つの民を形づくられ、「選ばれた民、王の系統を引く祭司、聖なる国民」(一ペトロ2∙9)としてご自分の民となさった。
⸺この民の一員となるのは、からだの誕生によってではなく、「上からの」誕生、「水と霊とによ〔る〕」(ヨハネ3∙3-5)誕生、すなわち、キリストへの信仰と洗礼とによってである。
⸺この民の頭はイエス・キリスト(油を注がれた者、メシア)であり、同じ塗油、すなわち同じ聖霊が頭からからだに流れるので、「メシア的な民」である。
⸺「この民は、身分としては、神の子らの品位と自由とを備え、彼らの心の中には、あたかも神殿におけるがごとく、聖霊が住んでおられる209。
⸺「この民は法律としては、キリストご自身が我々を愛されたように愛せよとの新しいおきてを有している」210。これが、聖霊の「新しい」律法である211。
⸺その使命は、地の塩、世の光であることである212。「(この民は)全人類にとって、一致と希望と救いのもっとも堅実な芽生えである」213。
⸺その目的は、「神の国を目指すものであり、その国は神ご自身によって地上に始められたが、さらに拡張されるべきものであって、ついには世の終わりに神によって完成される」214のである。