[88]
教会の教導権は、教義を決定的に宣言する場合、すなわち、キリストの民に信仰による決定的な同意を義務づける形で、神の啓示の中に含まれる諸真理を提示する場合や、これと不可分のつながりを持つ諸真理を決定的な形で提示したりする場合には、キリストから受けた権限を最高度に行使します。
[89]
わたしたちの霊的生活とこれらの教義の間には、有機的なつながりがあります。教義はわたしたちの信仰の道に設けられた灯火で、その道を照らし、確実なものとします。また、逆に、わたしたちの生活が正しければ、わたしたちの知性と心は素直に信仰の教義の光を受け入れるでしょうヨハネ8・31-32参照。。
[90]
各教義の相互関連と一貫性は、キリストの神秘の啓示全体の中に見いだすことができます『デイ・フィリウス』第4章DS3016 [mysteriorum nexus]) 、『教会憲章』,第25項参照。。「カトリック教義の諸真理とキリスト教信仰の基礎との関係は種々異なっているものですから、それらの諸真理の間に秩序、すなわち、『順位』が存在します」第2バチカン公会議『エキュメニズムに関する教令』,第11項(Unitatis redintegratio)。。